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必ず引用元として「日本ガラパゴスの会(JAGA)」を明記してください。
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4.旅行業者の変化
観光市場の変化は旅行業者の種類の変化にも関連している。ガラパゴスでは、船舶所有者の約40%が地元業者であるが、海外の旅行業者に対して形勢不利になってきている(Taylor, Stewart ら, 2006年)。ガラパゴスにおける観光事業の営業費用は、大陸における営業費用よりも高くつく。つまり、経費削減及び効率化に焦点を絞る大きな企業はよりよい商品を旅行者に提供できる。この環境では、小さい企業が大きな旅行業者と張り合うのは難しい。この競争[の結果]は、大型船舶(船客数45-100人)がより多くの旅行者を集めることに顕れており、ガラパゴスのすべての観光船舶の総収入の合計の半分を、最も規模の大きい8隻が得ている(Epler, 2007年)。
多国籍旅行業者は、[ガラパゴス観光の]規模が拡大し、市場が世界のいくつかの主要なエコツーリズム地域において休暇を過ごす機会を模索する旅行者へシフトしてきたために、ガラパゴス市場に惹きつけられている。多国籍旅行業者の利益は小規模旅行業者よりも大きくなる傾向にある。なぜなら多国籍旅行業者は、市場アクセス、投資資本の利用機会、規模の経済、高い効率性を有し、よりすぐれた快適性を提供でき、また、国内外の航空会社とより密接な提携を結んでいるからである。
ガラパゴスにおける観光産業は第一の比較優位性である自然に親しむ観光や、ダーウィンに関連した観光から離れた方向にシフトし始めている。冒険旅行、より大型の船舶によるクルーズ(最大500人もの船客)、低料金ホテル、そして、スポーツフィッシングを含めた活動主体の旅行が今や提供されるようになっており、今後、世界の他の同じように魅力的な地域における類似の商品と競争しなければならない。もし、新たなビジターサイトが開放されたとしても、既存のビジターサイトと同程度のハイレベルな生物学的価値を満足しそうになく、それ故、ガラパゴス観光の全体的質を低下させることになるだろう。いくつかのビジターサイトは既に、明らかに訪問者過剰状態であり、ガイドの質は低下し、また、高額を支払う少数の旅行者ではなく、より多数の旅行者を求める方向へとシフトし始めている。
旅行者が[ガラパゴスで]経験できることが低減するにつれ市場は衰退し、旅行業者は価格を下げ、マーケティングとインフラ経費を増大させざるを得ない。こうした変化が、他の地域で起きたように、[ガラパゴスの]観光産業を崩壊へと導くだろう(Plog, 2001年)。
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