チャールズダーウィン研究所について

チャールズダーウィン研究所について

 

チャールズ・ダーウィン研究所とは?

 ガラパゴス諸島・サンタクルス島にあるチャールズ・ダーウィン研究所は、ベルギーに登記されている国際NGO「チャールズ・ダーウィン財団(Charles Darwin Foundation=CDF)」が運営する保全研究機関で、ガラパゴス諸島やその保全について科学的に調査・研究し、公的機関に進言をしたり、実際に保全活動を行ったりしています。


 1959年、チャールズ・ダーウィンが「種の起源」を発表してからちょうど100周年を迎えた年に、ロンドンで開催された国際動物学会で、欧米の科学者が中心となって、ガラパゴス諸島における保全を目的とした研究所の設立を提案し、「チャールズ・ダーウィン財団」を設立・登記しました。そして研究所設立に向けて資金(寄附)集めをし、欧米を中心に資金が集められ、一部はユネスコからも拠出されました。

 

チャールズ・ダーウィン研究所正面玄関

 

 1964年、サンタクルス島にダーウィン研究所が建設され、本格的な保全活動が始まりました。諸島で初めての保全機関です。同研究所では、真っ先に、絶滅の危機に瀕していたガラパゴスゾウガメの人工飼育・孵化繁殖事業を行い、当時、11亜種計3000頭まで減ってしまったゾウガメを、現在の30,000頭まで回復させました(残念ながら「ロンサム・ジョージ」のピンタ亜種は2012年に絶滅しました。現在ではこの事業は、ガラパゴス国立公園局に移管されました。)。

 

 ゾウガメ事業の他にも、この60年弱で、絶滅の危機にあったリクイグアナの人工孵化繁殖、ヤギやロバ、ラットなど外来動物の駆除、稀少植物の保護や種苗生産、外来植物の駆除と拡散防止、そして島民への普及啓発活動など、多岐に渡る事業を行い、大きな成果をあげました。もしダーウィン研究所がなかったら、間違いなく今のガラパゴスの姿は見ることができなかったことでしょう。

 

 ダーウィン研究所は、ガラパゴス諸島保全のための研究所で、その運営は、現在でも世界中から集められる寄付によって賄われています。ガラパゴス諸島の保全には科学の力が必要不可欠という、設立当初の方針を今も崩さず、研究者らがボランティアと共に、日々活動を行っています。

 

 CDFの運営方針を決定する理事や理事長は、設立当初と変わらず、世界中の科学者ら(ボランティア)で構成される総会で決定するため、多くの科学者がCDFの事業について議論を深め、ガラパゴス保全の道筋を作っています。 

 

 CDFの総会の議決権を持つ科学者は日本に二人います。一人はJAGA前会長の伊藤秀三氏(長崎大学名誉教授)、もう一人はJAGA元理事の松岡數充氏(元長崎大学教授)です。


 JAGAとCDFは、2006年に「相互協力協定」を結び、お互いの活動を支え合うことを約束しています。CDFはJAGAからの保全の意思と資金を受け取って活動し、JAGAはCDFの日本窓口として機能しています。

 

日本の皆さん、ガラパゴス諸島の保全を一緒に支援しませんか?

JAGAの会員になったり、サポーターとなって寄附をしたりすることで、皆さんの資金がガラパゴスに行き、保全に使われます。

 

会員には、こちら、サポーターには、こちらから、申し込みができます。


 アメリカ、イギリス、ドイツ、北欧などの欧米各国では、JAGAの姉妹団体(Friends of Galapagos Organizations =FOGOs)が同様に活動をし、世界中の人がガラパゴスの保全を支援しています。

 

 

 

チャールズダーウィン研究所についての実績一覧

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