日本ガラパゴスの会は、ガラパゴス諸島本来の自然環境を 回復・維持するための活動を支援する団体です。
サンクリストバル島のプエルトバケリソ・モレノの通りでグリーンイグアナの一種を発見し困惑した島民は、島の国立公園事務所の監視員にこのグリーンイグアナの出現に対処するように連絡をしました。 国立公園の監視官はこのイグアナがどこから来たかなどを確かめるため、CIMEI(※)に引き渡そうと、直ちにこのイグアナの捕獲を行いました。 ※the Interinstitutional Committee for the Control and Management of Introduced Species:外来種の規制と管理のための組織間委員会 この生き物は、通常エクアドル本土の海岸地方に生息しています。また中米からブラジルまで広範囲に渡り、その生息が確認されています。 グリーンイグアナはガラパゴス固有種のイグアナとは異なり、繁殖しやすい性質を持っているため、諸島への移入は、ガラパゴス固有種と生息地域や餌に関して競争を引き起こすでしょう これとは別に、サンタクルス島の住民によりメスのカメ、おそらくRhinoclemmys種(アメリカヤマガメ)と推定されるカメが引き渡されました。島の住民が、荒れ地をきれいにしようとしたところ、その空き地の雑草の中からそのカメを発見したそうです。 現在、このカメと同様に、イグアナは環境省のレスキューセンターへの移送を待っているところです。そしてそこから彼らの生息地へ戻されることになるでしょう。 外来種の移入を防ぐために設置された検疫・検査システムが存在するにもかかわらず、これらの外来動物の発見が相次いで確認されています。サンクリストバル島では、これまでに、Titi Tamariサル1匹、ヨコクビガメもしくは川ガメ2匹、エルフンコ湖のティラピア(複数)などの移入が確認されています。そして今回のこの新しい2種が追加されました。 (日本語訳:赤間亜紀)