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更新日:2007年11月15日 2007年10月22日:研究発表

ウミイグアナとマネシツグミの緊密な関係

ウミイグアナ、マネシツグミの声を傍受!

 ウミイグアナは自分たちでは会話しないが、マネシツグミの会話は聞こえている──


マネシツグミが発する警戒音声を聞き、ウミイグアナが天敵から逃れる行動をとっていることが、新たな研究で分かりました。

http://news.mongabay.com/2007/1029-hance_iguanas.html
(↑マネシツグミってどんな鳥だっけ?という方もこちらをどうぞ。)

両種の共通の天敵、ガラパゴスノスリが近付くと、マネシツグミは警戒する鳴き声を発します。
米プリンストン大学の生態学者Maren Vitousek博士らはサンタフェ島で、録音したマネシツグミの声をウミイグアナに聞かせ、226頭について反応を観察しました。
マネシツグミの警戒する鳴き声を聞かせると、45%のウミイグアナで陰に隠れるなどの逃避行動が見られました。(普通の鳴き声でも、28%が同様の行動をとった)。

また、島内のノスリが多く生息する場所では、実に70%のウミイグアナが警戒音声に反応して行動をとったということです(普通の鳴き声では40%が反応した)。

音によるコミュニケーションをしない種が、音でコミュニケーションする種の発する音を頼りに行動する初めての例ではないかということです。
自分たちで情報をやりとりできないイグアナにとって、この習性が生存に非常に有利に働くとして、同博士らは更なる研究を進めています。
「他の種間でもこのようなことが起きている可能性は大いにある」ということです。
他の研究者からは「一見全く関係ないように見える種の間でも、情報のやりとりが行われているという良い証拠だ」、「捕食者と被食者の相互関係の進化をみるにも興味深い事例だ」とのコメントも出ています。

Heterospecific alarm call recognition in a non-vocal reptile Biology letters Volume 3, Number 6 / December 22, 2007 P632-634

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