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更新日:2007年11月18日 Galapagos:ダーウィン研究所

ペンギンとコバネウの生息数

現地ダーウィン研究所より最新センサスの報告がありました。
報告は今年9月に行われたペンギンとコバネウ(共にガラパゴス 固有種)の生息数調査の結果です。

・ペンギン 1770羽:個体数は安定している
・コバネウ 1927羽:1977年の調査開始以来、最高の値だろう
ガラパゴス諸島には、西からクロムウェル海流(海底数千mをガラパゴ スに向かって流れる寒流)が流れ込み、諸島にぶつかって湧昇流となり、海底の栄養塩類を表層に運んでいます。
栄養塩類は植物プランクトンを増やし、これを食べる動物プランクトン、またこれを食べる海洋生物を育み、周辺海域は生物豊かな場所となっています。
ペンギンとコバネウは、諸島の中でもこの海流がヒットし、湧昇流ができる西のイサベラ島、フェルナンディナ島を中心に繁殖・生息しています。

数年〜数十年に一度のエルニーニョ現象が起きると、クロムウェルの湧昇が弱まり周辺海域から魚介類が姿を消すため、前回1998年のエルニーニョ時には両種とも生息数が激減し、絶滅が危ぶまれました。
今 回両種の生息数が安定しているという調査結果は、前回エルニーニョから時間が経って生息数が回復してきていること、今年のラニーニャ現象によりクロムウェルの湧昇が強くなり、エサとなる魚介類が通常以上に豊富に現れたことなどが理由に挙げられるでしょう。

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