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≫ガラパゴス最新ニュース■フロレアナマネシツグミ、高度絶滅危惧種 (CR)に指定される
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更新日:2008年5月20日
2008年5月19日:生物多様性条約第9回締約国会議
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IUCN:英語記事
フロレアナマネシツグミ
高度絶滅危惧種 (CR)に指定される
(フロレアナマネシツグミ:写真・禁コピー・(C)CDF)
ドイツ・ボンで行われている会議で、2008年の国際自然保護連合(IUCN)の鳥類レッドリストが更新され、その中で、ガラパゴス諸島のフロレアナ マネシツグミが、最も絶滅の危険性の高いカテゴリーCritically Endangeredに指定されました。
参照:ロイターの英文記事(5/19)
http://www.reuters.com/article/latestCrisis/idUSL19731598
今日はこのフロレアナマネシツグミについて書きたいと思います。
ガラパゴス諸島には、固有のマネシツグミ(英名:Mockingbird)という鳥が生息しており、諸島内で4種に分化しています。
ガラパゴスに行った方は覚えがあると思いますが、この鳥は特に好奇心旺盛で、観光客の掌や頭の上に留まったりする、愛嬌のある鳥です。
フロレアナマネシツグミ(写真参照・禁コピー・(C)CDF)は、元々はフロレアナ島のみに生息していましたが、それが確認されたのは150年も前のことです。
チャールズ・ダーウィンが約170年前に諸島を訪れたときに、この島でこの鳥を採取していますので、その頃までは生息していたと考えられてい ます。
なぜフロレアナ島で絶滅してしまったのか、原因は分かっていませんが、人間の本格的な入植時期と重なっていることから、人間の持ち込んだ外来種の影響があるのではないかということです。
1960年代、諸島の保全活動が始められた当時の調査で、約100羽のフロレアナマネシツグミが、フロレアナ島に隣接するチャンピオン島とガードナー島に、追いやられるように生息していることが分かりました。
以降、現地ダーウィン研究所では定期的なモニタリング調査・観察を行っており、最近のセンサスでは、チャンピオン島に20?40羽、ガードナー島に60?100羽が生息していることが確認されています。
この数だけを見ても、絶滅の危険が高いことが分かりますが、昨年の調査で、チャンピオン島に害虫である外来種カミアリ(fire ants)が見つかりました。
カミアリは鳥類の卵や幼鳥、営巣地の植物を食べてしまうことが他の島で確認されており、現地では、この島での絶滅回避のため、カミアリの駆除作業など、本格的な保全活動が始められています。
研究所での人工繁殖や、本来生息していたフロレアナ島への再導入も検討されていますが、資金がなく保全がなかなか進まないのが実状です。
当会 でも資金集めを考えていますが、まとまった額の支援金が必要なことから、活動の実現にはほど遠い状況です。
もし少しでも支援を考えていらっしゃる方がいましたら、当会までご連絡下さい。
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