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≫ガラパゴス最新ニュース■マラリアに感染したガラパゴスペンギン見つかる
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更新日:2008年7月05日
2008年7月03日:チャールズ・ダーウィン財団プレスリリース
ガラパゴス諸島プエルトアヨラ
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原文記事(英語)
マラリアに感染したガラパゴスペンギン見つかる
ガラパゴス国立公園局(PNG)プレスリリース ※チャールズ・ダーウィン財団(CDF)からの情報です。
ガラパゴスの鳥類の疾病を調査中の研究者のグループが、複数羽のガラパゴスペンギンから、マラリア原虫を検出した、と発表しました。
マラリア原虫は、鳥マラリアなどの血液感染症を引き起こし、鳥類、ほ乳類、ハ虫類に感染が見られる病原体です。地球規模の深刻な問題を引 き起こすこともあれば、特に重篤な症状も出ない場合もあり、感染した動物の健康状態などによって症状は様々です。
今回ペンギンから見つかったマラリア原虫が、どのタイプのものか分かっていないため、更に大規模なサンプリング調査が必要です。このた め、できるだけ多くのペンギンを調べて感染を調査し、この感染を引き起こした蚊を同定し、他の鳥類についても感染を調べる、といった追加調査が計画されています。
鳥に感染するマラリア原虫は人間には感染しません。
今後の調査で集められるペンギン、蚊、その他の鳥類のサンプルは、PNGの研究室で分析される予定です。
毎年PNGでは、チャールズ・ダーウィン財団(研究所)の援助を得て、ペンギンの生息数調査を行っています。昨年の調査では、生息数は安定している、という結果が得られています。
==プレスリリースここまで==
昨年の調査では、ガラパゴスペンギンの生息数は1770羽でした。
ガラパゴス最新ニュース:「ペンギンとコバネウの生息数」
ペンギンの生息域は、諸島西部の4つの島に限られていますが、生息数の80%以上が最西部の島フェルナンディナ島に棲息しているということです。
鳥類に感染するマラリアは、「鳥マラリア」が知られ、過去に、ハワイのミツスイの仲間を絶滅に追いやった主な原因とも言われています。また、ハワイなど隔絶された土地で進化を遂げた鳥類では、鳥マラリアに対する抵抗力が極端に低いことも知られており、国立公園局およびチャールズ・ダーウィン研究所では、大きな危機感を募らせているということです。
マラリア原虫もそれを媒介する蚊も外来種です。1年前にユネスコから「危機遺産」に指定された理由の一つでもある「外来種」ですが、今後ますますその対策が必要となりますし、病原体のような目に見えないものでは、その対策は困難を極めるでしょう。
〔訳・文:奥野玉紀(JAGA)〕
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