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日本ガラパゴスの会 (JAGA) とは?

設立の目的

日本ガラパゴスの会は、ガラパゴス諸島本来の自然環境を回復・維持するための活動を支援する非営利団体です。
国内でガラパゴスに関わる活動をしている有志が集まり、2005年秋より本格的な活動を開始致しました。

ダーウィンのガラパゴス上陸から170年、ゾウガメやイグアナなどの固有種を多数有するガラパゴスは、今も昔も人々の心を惹きつけて止みません。しかし近年、諸島内における人間活動の増大と外来種の増加により、一部の生態系は崩壊の危機に瀕しています。
国際NGO「ダーウィン財団」の運営する現地のダーウィン研究所や国立公園管理事務局では、日々必死の保護活動が続けられていますが、自然を相手にした非常に地道で、限られた予算の中での活動のため、大変な困難を強いられています。

私たちはこのような現状を目の当たりにし、日本でも何とか支援の輪を広げ、ガラパゴスの生態系の保全と回復に向け少しでも力になりたいと思い、「日本ガラパゴスの会 (JAGA= The Japan Association for Galapagos) 」を立ち上げるに至りました。

また、ガラパゴスでの半世紀に及ぶ先駆的な保護活動は、我が国における世界自然遺産地域や島嶼地域の生物多様性保全、外来種駆除、さらには各地における自然再生の模範となるはずです。私たちは、ガラパゴスのあらゆる情報を提供することにより、日本の自然保護にも貢献していきたいと考えています。

本会の趣旨を御理解いただき、皆様の御協力を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成17年10月 日本ガラパゴスの会 発起人一同

ご挨拶

日本ガラパゴスの会JAGA会長 伊藤秀三
日本ガラパゴスの会JAGA会長
伊藤秀三

長崎大学名誉教授、
チャールズ・ダーウィン財団評議員
-世界第一級の自然遺産- ガラパゴス諸島は,1978年,世界自然遺産第一号に指定されました。2001年には周辺の海も追加指定されました。
19世紀,その特異な自然と生物はイギリスの青年チャールズ・ダーウィンに生物進化論の着想を与えました。それはいま,そのときと同じ状態を保つべく保護保全されています。そしてそれは,一般探訪者には自然へ回帰する感動と興奮を与え,教育研究者には調査研究によって新事実,新知識を汲み出す源泉となっています。間違いなくガラパゴスは世界第一級の自然遺産であり,いまも新知識が汲み出されるという意味において,文化的な聖地でもあります。欧米7カ国に「ガラパゴス友の会」が作られている理由も,ここにあります。
「日本ガラパゴスの会」は,ガラパゴスを愛し,新旧の情報を交換し,会員相互の交流をすすめ、欧米の友の会に並ぶべく,多くの人の賛同により設立されました。ここに本会発足のご挨拶を申し上げ,皆さんに参加を呼びかけます。
日本ガラパゴスの会JAGA理事長 小野幹雄
日本ガラパゴスの会JAGA前理事長
小野幹雄

東京都立大学名誉教授、
日本自然保護協会評議員
-保護にたゆまぬ努力- ガラパゴス諸島の特異な生物たちと、それをはぐくんだこの地の自然が1835年にこの諸島を訪れたダーウィンの生物進化論に大きな影響を与えたことは有名です。
それ以来、この島々は進化論のいわばメッカのようにいわれ、多くの研究者や一般の来島者に深い知識と感銘を与えてきました。その一方で、来島者や定住者の増加がこの島の自然環境に大きな負荷を与えてきたのも事実です。この諸島の貴重な自然環境を少しでも健全に保護しようと、エクアドル政府やダーウィン研究所などがたゆまぬ努力をつづけており、またユネスコの世界遺産の第1号に指定されたことは、伊藤本会会長のご挨拶にあるとおりです。
日本人観光客も年に1500人を超えるといわれる今日、私たちもこの諸島の環境保全に協力し、この島を愛する人たちと多くの情報を共有したいと「日本ガラパゴスの会」が発足しました。ダーウィン財団からも期待されております。少しでも多くの方々にご参加を呼びかけたいと存じます。
現地 チャールズ・ダーウィン研究所前所長 Dr. Graham Watkins
チャールズ・ダーウィン研究所前所長
Dr. Graham Watkins
2005年2月〜2009年1月の4年間、チャールズ・ダーウィン財団理事長(チャールズ・ダーウィン研究所所長)として、現地サンタクルス島のダーウィン研究所で指揮を執る。1980年代、ガラパゴスでナチュラリストガイドとして活動していた経験もあり、また生態学・進化学を専門とする生物学者でもある。
-JAGA設立に際して日本の皆さんへのメッセージ- 英文はこちらへ(JAGAニュース) 日本の皆さんにご挨拶申し上げます。
日本ガラパゴスの会の設立を聞き、大変嬉しく思います。この新しい会がきっと大きな成長を遂げ、日本の人たちのガラパゴスの保全支援に対する意識を高める、重要な役割を果たしてくれるものと信じています。
今日ガラパゴスでは、3つの重要な挑戦が行われています。以前からの懸念事項である外来動植物種の問題は、引き続き我々の重点を置く課題です。同時に、地元の漁業活動の持続可能な管理方法を発展させること、そして増え続ける諸島の人口に対処することの必要性にますます迫られています。皆に適切且つ受け入れられるような解決方法を導き出すためには、地元のコミュニティとの緊密な関係のもと活動することが必要不可欠です。このような活動なくしては、保全と持続可能な開発の両方を確実なものにすることはできません。
我々は重要な時期に直面しています。世界が抱えようとしている(環境)問題を、世界中にある島嶼地域は大きな衝撃として感じている時なのです。島嶼地域は特に、人口増加の圧力や需要、抑えの効かない持続不可能な経済発展の影響により、破壊されやすいのです。ガラパゴスは、世界中で起きている変化の縮図です。もしガラパゴスで保全活動と持続可能な開発の両立ができれば、世界中の多くの地域の努力に貢献できる、ということを皆さんに是非知って頂きたいと思います。
これらの挑戦を進めるためには、国際社会の強い支援が不可欠です。この非常に希少な諸島の保全と持続可能な開発へ向け、JAGAを通じた日本からの熱烈なバックアップを期待しています。
JAGAの設立を歓迎します。ガラパゴスの保全を支える仲間の輪へようこそ。
樋口広芳
日本ガラパゴスの会JAGA理事長
樋口広芳

東京大学大学院教授
日本や世界の各地には、すばらしい自然と生きものの世界があります。私は鳥類、とりわけ渡り鳥を研究していることから、そうした各地の自然や生きものの世界をたくさん見てきました。そうした中でも、ガラパゴスの自然と生きものの世界は、とびぬけて興味深く、印象に残るものです。諸島の名前の由来となった大きなゾウガメ、陸と海の生活に分化したイグアナ類、諸島内で多数の種に適応放散したダーウィンフィンチ類、無飛力のコバネウ、熱帯のペンギンなどなど、この島々ではこうした興味深い生きものをごく身近で、じっくりと見ることができます。しかも、ゾウガメやイグアナなどの一つの種の色や形状が島ごとに違っている様子も、簡単に目にすることができるのです。進化について学ぶ場として、これほど恵まれたところは、世界広しといえどもないでしょう。
日本ガラパゴスの会は、そうしたガラパゴスの自然や生きものの世界を楽しみ、理解を深め、保全することに貢献する会です。ガラパゴスに関心をもつ多くの人とともに、会の活動を盛りあげ、このすばらしい自然と生きものの世界が存続していかれるよう、努力していきたいと思っています。

役員・評議員

会長
伊藤 秀三
長崎大学名誉教授
理事長
樋口 広芳
東京大学大学院教授
副理事長
清水 善和
駒澤大学総合教育研究部教授
理事
新木 秀和
神奈川大学外国語学部准教授
奥野 玉紀
日本ガラパゴスの会事務局
小野 幹雄
東京都立大学名誉教授
海津 ゆりえ
文教大学国際学部准教授
櫻博子
環境まちづくり地域協議会inにいざ会長
波形 克則
(株)アートツアー代表取締役
西原 弘
(有)サステイナブル・デザイン研究所(SD研)代表
平川 貴子
(株)ヴァイスヴァーサ代表取締役
真板 昭夫
京都嵯峨芸術大学教授
監事
枝松 克巳
(株)メッツ研究所代表取締役
重中 義信
広島大学名誉教授
評議員
東 昭司
学識経験者
熊谷 洋一
東京農業大学教授
土居 利光
東京都恩賜上野動物園園長
水野 憲一
(財)日本自然保護協会理事

以上、全員無報酬 (五十音順)【2011年10月現在】

設立趣旨書

日本ガラパゴスの会の設立趣旨書をご覧いただけます。
 設立趣旨書を見る[PDF]

定款

日本ガラパゴスの会の定款をご覧いただけます。
 定款を見る[PDF]

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